「競馬のワイドは儲かる・勝てる」と聞いた事がある人も多いのではないでしょうか?
ワイドは馬券の中では、あまり売上や注目は高くありません。
しかし、メリットをしっかりと活かす事で収支を安定・向上させられるという魅力があります。
今回は、「1レース3000円」でのおすすめのワイドの買い方を紹介します。
ワイドは勝てる馬券の筆頭!とにかく当たりやすい
普段、馬券を買う時は3連単を選んでいるという人がほとんどだと思います。
3連単はレースが荒れるだけ簡単に万馬券になるという夢が詰まっている馬券なので、高い人気があります。
しかし、3連単ばかりを買っていて「全然当たらないな」と気付いた人もいるのではないでしょうか?
そう。実は競馬の3連単って当てるのが意外と難しい馬券なんです。
競馬で勝つには回収率を最優先しなければいけませんが、全く馬券が当たらなければ勝つ事は出来ません。
何より、当たらない競馬が続くというのは精神上良くありません。
モチベーションが下がって競馬を辞めてしまうきっかけになる可能性もあります。
今回おすすめする「ワイド」は、そんな悩みを全て解決してくれる夢のような馬券です。
もちろん、メリットだけではなくデメリットも存在しますが、3連単よりも的中率・回収率を安定させやすくなっています。
ワイドとは?
競馬初心者で普段は3連単しか買わないという人には馴染みのないワイドは、「3着以内に入る馬を2頭当てる」馬券です。
正式名称は「拡大馬番号二連勝複式勝馬投票法」ですが、ワイドと呼ばれる事がほとんどとなっています。
ワイドの特徴として「当たりが1レースに3通りある」といった点が挙げられます。
1着(A)2着(B)3着(C)とした時、当たりは以下となります。
・A-B
・A-C
・B-C
馬単や3連単のように着順を当てる必要がないので初心者向きの馬券だと言われる事もあります。
ワイドのメリット
ワイドの最大のメリットは、やはり「的中率の高さ」となります。
当たりやすいといった理由からワイドを購入しているという競馬ユーザーは意外と多くいます。
また、ワイドは「1レースで複数点数が当たる可能性がある」といったメリットを持つ馬券です。
1レースの当たりが3通りあるので、買い方によっては1レースで最大3点当たる、配当が得られるようになっています。
無駄のない馬券の買い方を覚えていけば、効率の良い勝つための馬券購入が出来るようになります。
ワイドのデメリット
ワイドのデメリットは「高額配当が狙えない」といった点です。
当たりやすい代償として、平均配当がかなり低くなっています。
ワイドの1番人気は払戻オッズが2.0倍を下回る事も珍しくありません。
レースが大荒れしなければ、払戻オッズが100倍を超える事もあまりなく、一獲千金を狙いたいという人にはおすすめする事が出来ません。
また、「購入点数を広げられない」という点もワイドのデメリットとなります。
1レースで最大3通り当たるワイドですが、払戻オッズが低いので購入点数を広げすぎると、本命決着になった時に払戻金額が購入点数を下回ってしまいます。
購入点数をある程度絞る事がワイドには求められます。
1レース3000円のおすすめのワイドの買い方
まずは、ワイドの特徴やメリット・デメリットを把握してもらいました。
ここからは、いよいよ1レース3000円のおすすめのワイドの買い方を紹介していきます。
人気馬と穴馬を組み合わせる
ワイドを買う時は、金額・予算に関係なく「人気馬と穴馬を組み合わせる」といった買い方をしましょう。
先程も紹介した通り、ワイドは払戻オッズが低い馬券です。
的中率の高さを活かしつつ、回収率を上げるためには、配当にも気を配る必要があります。
その最も効率の良い買い方が、人気馬+穴馬というわけです。
競馬の1番人気は平均すると50%以上で3着以内に入ると言われています。
出走する頭数が減れば入賞率はもっと高くなります。
そんな馬を馬券から外すのはかなり危険だと言えるでしょう。
別に1番人気の馬をワイドで買っても、相手馬を穴馬にしておけば当たった時にそれなりの配当に期待出来るので問題ありません。
ワイドを買う時は「1~3番人気の上位人気馬+ギリギリ3着に入れる穴馬」のセットだと覚えておきましょう。
購入点数は多くても8点
ワイドで1レース3000円勝負をする時の購入点数の目安は「最大8点」です。
出来れば5~6点ぐらいまで抑えるのがベストとなります。
先程述べたように、ワイドで1レース10点以上も購入してしまうと当たった時にマイナスになる可能性がかなり高くなるからです。
1レース3000円という制限がなければ1レース10点以上購入する事も可能ですが、今回は出来るだけ購入点数を絞った方が良いという事を忘れないようにしましょう。
払戻オッズによって賭ける金額を調整する
購入する馬券の払戻オッズに関係なく、賭ける金額を同じにする「均等配分」の競馬ユーザーも多くいます。
しかし、競馬で勝つためには1レースで得られる利益の振り幅を出来るだけ小さくしておく事も大切です。
ワイドで1レース3000円5~8点購入する時もそれは変わりません。
各組み合わせの払戻オッズを確認して、馬券が当たった時に得られる払戻金額を同程度に揃えます。
払戻オッズが低い組み合わせに多く賭けて、逆に払戻オッズが高い組み合わせは賭ける金額を小さくするといったイメージです。
そうするだけで、払戻オッズが低い組み合わせを買えるようになります。
今まで競馬で幾度となく経験してきた「オッズが低くて買えない」といった悩みを解決する方法でもあります。
これは、今回の買い方だけではなく競馬やその他公営ギャンブルをする時に役立つので必ず覚えておく事をおすすめします。
ボックス買いはあり?
ワイドのメリットを活かす買い方の1つとして「ボックス買い」を推す声も多くあります。
選んだ馬が絡む全ての組み合わせを購入するボックス買いは、買い漏れを防ぐ等のメリットを得られます。
また、3点的中が狙える買い方でもあるので、ワイドのボックス買いは回収率の向上に効果的だと言えるでしょう。
しかし、ボックス買いは選ぶ馬が1頭増えるだけで購入点数がグンと増える買い方でもあります。
ワイドでボックス買いをする時は多くても4頭ボックスまでにしておきましょう。
また、ボックス買いで上位人気の馬を2頭選んでしまうと、トリガミの可能性がかなり高くなります。
人気馬1頭+穴馬2~3頭ぐらいが無難でしょう。
ボックス買いでは「均等配分」を利用する人も多いですが、ここでも各組み合わせの払戻オッズによって賭ける金額を調整するようにしてください。
「そんな買い方ボックス買いじゃない」という人ももしかするといるかもしれません。
しかし、競馬にボックス買いは均等配分でなければ買ってはいけないというルールはないので無視してしまいましょう。
まとめ
競馬で1レース3000円勝負をする時にはワイドがおすすめです。
ワイドは、しっかりと特徴を把握して活かすと的中率・回収率を向上させられる便利な馬券となっています。
3000円という制限内でしっかりと競馬を楽しみつつ、お金を増やしたいという人は今回紹介したワイドの買い方を参考にしてみてください。