競馬ファンが絶え間なくアツい討論しているをしているのが「どの馬が最強か」というテーマです。
「最強の定義」は、十人十色、人によって違いますよね?
納得出来るランキングもあれば、少し不満があるランキングもあるのが面白い点でもあります。
今回は、筆者が考える最強の歴代最強馬ランキングを紹介していきます。
今回の最強の定義は筆者の独断と偏見
記事冒頭で述べた通り、「最強の定義」は人によって異なります。
生涯獲得賞金を推す競馬ファンもいれば、獲得G1タイトル数を推す人やポテンシャルを推す人もいます。
筆者は「最強の定義は人の数だけあれば良い」と考えている実に自分勝手なタイプの人間です。
なので、ここで紹介する最強の定義は「筆者の独断と偏見」となります。
異議異論はもちろんあると思いますが、「こんな考え方もあるんだな」と1つの個人の意見として楽しんで頂けると幸いです。
ランキング1位!「ディープインパクト」
「最強馬」というワードで最も多くの人が思い浮かべるのが「ディープインパクト」ではないでしょうか?
デビュー当初から同期の他馬を圧倒するインパクト抜群の追い込み・末脚で大きな話題を集めました。
もちろん、話題や注目を集めただけではなく、大舞台でもしっかりと活躍をしていて「無敗でクラシック三冠」を達成しています。
それ以降も圧倒的な強さで数々のG1タイトルを獲得していく事となります。
通算成績14戦12勝・獲得賞金約14億5000万円と実績も申し分ありません。
さらに、競走馬として引退してからの「種牡馬」としての実績もトップクラスです。
ディープインパクトの子どもは、マイル・中距離では圧倒的な成績を残す等、現在も競馬界を盛り上げているといった点も評価に加算しました。
競馬を知らない人でも名前は知っているという誰もが認める最強馬だと言えるでしょう。
ランキング2位!「キタサンブラック」
最強馬ランキング2位は「キタサンブラック」です。
2016・2017年「最優秀4歳以上牡馬」、2016・2017年「JRA賞年度代表馬」に選ばれる等、通算獲得G1タイトル数も「7」と素晴らしい成績を残しています。
通算成績20戦12勝は、ランキング1位のディープインパクトと比べると少し物足りなさを感じるかもしれませんが、獲得賞金約18億7000万円はディープインパクトを大きく上回っています。
春のクラシックまでは、同期の二冠馬ドゥラメンテの影に隠れていたキタサンブラックですが、菊花賞を獲得してからは中距離・長距離で活躍をしました。
多くの競馬ファンが語る「無尽蔵のスタミナ」を活かした逃げや不良馬場の天皇賞(秋)での追い込みなど、多彩な走りでファンを魅了しました。
ランキング3位!「シンボリルドルフ」
ランキング1位・2位が活躍した時代から少し時代を遡った1980年代半ばに活躍した「シンボリルドルフ」がランキング3位です。
某人気競馬アプリに登場した事もあり、現在でも幅広い年代の競馬ファンから推される競走馬でもあります。
シンボリルドルフは、「日本競馬で初めて無冠で三冠タイトルを獲得した名馬」としても有名です。
最終的には史上初の七冠馬にまで上り詰めた実績や名前から「皇帝」や「七冠馬」といった愛称でも親しまれています。
通算成績16戦13勝・獲得賞金約6億8000万円という成績を残しています。
ランキング4位!「アーモンドアイ」
牝馬最強と言えば「アーモンドアイ」を挙げるという競馬ファンも多いですよね?
牝馬だけではなく、全体で見てもアーモンドアイは最強馬の候補に挙がると筆者は考えています。
獲得したG1のタイトル数が「9」と歴代1位となっているのも高評価に繋がりました。
多くの名馬が7タイトルで引退している中、やっぱり9タイトルというのはかなりインパクトがありますよね。
また、アーモンドアイは2018年のジャパンカップで当時の世界レコードを上回る「2分20秒6」という驚きの勝ち方をしているのも印象的でした。
さらに、国内レースだけではなく海外レースでも確かな実績を残していて、2020年「TRC世界年度代表馬」にも選ばれています。
通算成績15戦11勝・獲得賞金約19億1000万円と、生涯獲得賞金は歴代1位となっています。
ランキング5位!「エルコンドルパサー」
ランキング5位には「エルコンドルパサー」を推します。
サイレンススズカやスペシャルウィークといった名馬と同じに時期に活躍した競走馬で、「エルコンドルパサーこそ最強だ!」という声も少なくはありません。
デビューから無敗のまま「NHKマイル」を獲得して無敗のG1馬となった事でも話題を集めました。
残念ながら、毎日王冠でサイレンススズカに敗れてしまいましたが、それ以降も同世代のライバルとアツい闘いを繰り広げています。
ジャパンカップで当年のダービー馬であるスペシャルウィークに先着した事で世代最強馬と呼ばれるようになり、凱旋門賞を目標に海外で暮らしていた時期もあります。
その時期にフランスの重賞2タイトルを獲得する等、国内だけではなく海外でも通用する事を証明しました。
凱旋門賞は、苦手な重馬場でしたが日本馬として初の凱旋門賞2着を獲得するという成績を残しています。
通算成績11戦8勝・獲得賞金約4億5000万円。
ランキング6位!「オルフェーヴル」
「オルフェーヴル」も忘れてはいけない最強馬の1頭ですよね。
2011年に史上7頭目となるクラシック三冠を達成し、同年のJRA賞年度代表馬とJRA賞最優秀3歳馬牡馬にも選ばれています。
レースを勝つために必要な瞬発力と持久力を兼ね備えた名馬として知られていて、当時のライバルを圧倒する末脚は多くの競馬ファンの度肝を抜く事となりました。
気性が荒い事も有名だったオルフェーヴルは、凱旋門賞で2年連続2着という成績も残しています。
引退レースとなった有馬記念の8馬身差の圧勝が記憶に残っているという競馬ファンも多いと思います。
通算成績17戦10勝・獲得賞金約15億7000万円。
ランキング7位!「ウォッカ」
牝馬として当時64年ぶりに「日本ダービー(東京優駿)」を勝利する快挙を成し遂げた「ウォッカ」がランキング7位です。
2008・2009年の「JRA賞年度代表馬」に選ばれている事からも名馬・最強馬の呼び声高い1頭となっています。
ウォッカを語るには欠かす事が出来ないのが「ダイワスカーレット」ですよね。
生涯のライバルとなったダイワスカーレットとは数々の名勝負を繰り広げてきました。
中には、ウォッカではなくダイワスカーレットを最強馬に推す競馬ファンもいます。
もちろん、どちらも名馬であり最強馬の候補になると考えています。しかし、筆者はどちらかというウォッカの事を推す事にしました。
2歳の時のG1阪神ジュベナイルフィリーズでの2歳レコードタイムや2007年の日本ダービーの強烈な「差し」が大きく印象に残っているからです。
通算成績26戦10勝・獲得賞金約13億3000万円。
まとめ
以上が、筆者が考える最強馬ランキングです。
成績や獲得賞金だけではなく、筆者の記憶に残っているインパクト等、様々な個人的な意見を反映したランキングはいかがだったでしょうか?
賛否がある事は重々承知ですが、競馬ファンなら自分の最強馬ランキングを語りたくなる時もありますよね?
時間がある時には、ぜひ「自分基準」の最強馬ランキングを作ってみてください。