競艇のテレボートには自動で収支を計算してくれるようになっています。
ふとした時に自分の収支を確認して絶望したという人も多いのではないでしょうか?
思っていたよりも負けすぎてヤバいと焦った人は、この機会にぜひ競艇を引退してしまいましょう。
今回は、なぜ、競艇はこんなに負けられるのか、負けすぎている人が多いのかといった点をまとめてみました。
競艇は気付かない間に負けるギャンブル
1レース100円という少ない金額で遊べるのが競艇の特徴でもあります。
競艇で初めて遊ぶ人の中には「1日遊んだのに数千円しか使っていなかった」と驚く人もいるようです。
1日遊びきろうとしたら数万円が必要となるパチンコ・パチスロと比べると、かなりリーズナブルに感じてしまうのも仕方ありません。
しかし、リーズナブルなはずの競艇で多くの人が「負けすぎてヤバい」と口にしています。
実は、競艇は「気付かない間に負けが積み重なっていくギャンブル」なんですよ。
1レースが少額でも購入機会が多すぎる
確かに競艇は1レース100円という少額から遊べるギャンブルです。
しかし、どれだけ1レースでの舟券の購入金額が少なくても「買う機会が多くなる」と意味がありません。
365日、毎日全国のどこかでレースが開催されている競艇の1日のレース数をご存知でしょうか?
競艇の1日のレース数は「約120~150レース」と言われています。
1つレースの舟券を買えば、すぐに違うレース場の締め切りが迫りと、かなりのハイペースで舟券を購入する事が出来ます。
中には、たった1時間で3~4レースの舟券を買っているという人もいるようです。
そんなにハイペースで舟券を買っていれば、外れた舟券の負け額がドンドン積み重なっていくのが目に見えていますよね。
リーズナブルなはずの競艇で負けすぎる人が続出している理由の1つは「購入機会の多さ」なんですよ。
空いた時間に買った舟券の負けが積み重なっていく
購入機会の多さと共通する点もありますが、「空いた時間に買った舟券の負け」も知らない間に負け額が増える要因の1つです。
テレボートに登録していれば、アクセスから舟券購入まで2~3分で行う事が出来ます。
仕事の休憩中や電車の待ち時間等、少しでもスマホに触れるタイミングがあれば舟券を買っているという人も珍しくありません。
「ちょっと時間があるから1レースだけ買っておくか」といった感じで買った舟券は、しっかりと予想を出来ない事がほとんどです。
適当な予想で舟券が当たるほど競艇は簡単なギャンブルではありません。
ちょっとした空いた時間で買った舟券の的中率は良くても20%程度です。
残りの80%はハズレ、要するに全て負けとなります。
空いた時間に買って外した舟券のマイナスが大きすぎて負けている人が意外と多くいます。
一度ハマるとやめられない便利過ぎる環境
「最近勝ってないなぁ」「お金もピンチだし辞めとくか」と考えても、結局は舟券を買ってしまう人がほとんどです。
競艇はテレボートの普及により、パソコン・スマートフォンさえあれば、サクッと舟券を購入する事が出来ます。
どれだけ、競艇と距離を置こうとしてもちょっとした空き時間が出来てしまうと、すぐに競艇の事を考えてしまいます。
現在の便利過ぎる環境の原因で、辞めたいのに辞める事が出来ず、負けが積み重なっていく人が急増しています。
競艇は負けを減らす事は出来ても勝つ事は出来ない
競艇は「負けを減らす事は出来ても勝つ事は出来ないギャンブル」だと言われています。
そもそも、競艇を含む公営ギャンブルは、運営と舟券が当たった人を負けた人が支えるといった仕組みになっています。
海外のカジノは運営が負けて損をする事もありますが、日本の公営ギャンブルの運営は100%負ける事はありません。
売上が確定したら「25%」を最初に持って行っているんですから当たり前ですよね。
負けるのは必ず舟券を買ったユーザーという実はとんでもないギャンブルです。
そもそも勝てないギャンブルなので、負ける額を減らすコツはいくつも存在していますが、勝つためのコツはほとんどありません。
「理論上勝てる」といった方法もごく一部ですが存在しています。
しかし、「人気によるオッズの変動」により、失敗する可能性が高くなっています。
競艇で勝とうとするのは、かなり無謀なチャレンジだと言えるでしょう。
舟券を購入するレースを厳選する
競艇で負けすぎないようにする最も簡単な方法が「舟券を購入するレースの厳選」です。
「1日2~3レース、各レースの予算は1000円!」と事前に決めておきます。
舟券が当たる当たらないに関係なく、決めておいたレース以外で舟券を購入するのは禁止です。
そうする事で、1日の最大負け額を調整する事が出来るので負けすぎる心配がなくなります。
さらに、予想したレースが当たっていればそのまま勝ちも確定させられます。
この方法は「決めたレース以外では舟券を絶対に買わない」といった強い意思が必要となるという点に注意しましょう。
購入点数を極限まで絞る
競艇は「当たり舟券以外は全てハズレ」となります。
どれだけ購入点数を増やしても「正解は1つだけ」です。
ハズレ舟券を買う回数が増えれば増える程、負け額も増えていきます。
的中確率を重視するのは辞めて「購入点数を極限まで絞る」事を意識しましょう。
そうする事で、1レースの購入金額を抑えつつ、当たった時の勝ち額を増やせるようになります。
しかし、この方法は「当たらない時は全く当たらない」といったデメリットが存在します。
唯一の勝ち方は「勝ち逃げ」のみ!すでに負けている人は競艇を引退するのがおすすめ
競艇の勝ち方として最も有名となっているのが「勝ち逃げ」です。
プラスになった瞬間に競艇を引退するといったシンプルな方法となります。
勝ったままの状態で今後一切舟券を買わなくなれば負ける事は絶対にありませんよね?
この方法なら競艇で負ける事がなくなります。
しかし、「もう生涯収支はマイナスになっている!」という人がほとんどですよね。
そのような、すでに負けている人も今すぐに競艇を引退する事をおすすめします。
先程も解説しましたが、競艇は勝つ事がかなり難しいギャンブルです。
1ヶ月単位でプラスにするのもかなりハードルが高いと言えるでしょう。
すでにマイナスになった収支をプラスにしてから、勝ち逃げしようと目論む人もいます。
残念ながら、競艇は舟券を買えば買う程、生涯の負け額が大きくなるギャンブルでもあります。
これ以上、負けすぎないようにするには、今すぐ競艇を引退するのが最も確実な方法です。
今までの負け額を思い出して、その負け額で「何が出来たか」を想像すると、競艇を引退しようという決意が湧いてきませんか?
まとめ
競艇で負けすぎている人が続出している原因は「勝てないギャンブル」で「気付かない間に負けが積み重なっていくギャンブル」だからです。
パソコンやスマートフォンからササッと舟券を買う事が出来る便利な環境が、実はギャンブル依存症を増やし続けていたり、小さな負けを積み重ねる事に繋がっています。
また、その便利過ぎる環境は、競艇をやめようと決意した人を再び競艇に引きずり込むといった恐ろしさも持っています。
競艇でこれ以上負けない、負けすぎないようにするには、今すぐに競艇から引退して今後一切に舟券を買わないようにするしかありません。