1,000円という少ない軍資金で出来るだけお金を増やしたいと考えた事がある人も多いと思います。
1,000円ではパチンコや競馬で勝つ事はかなり難しいと言えるでしょう。
しかし、競艇であればちょっとしたコツを知っていれば1000円を増やす事が出来ます。
今回は、競艇で1000円を増やすためのコツ・戦略を紹介します。
1,000円を増やすには舟券を選ぶ事が大切
1,000円という少ない軍資金を増やすためには目的に合わせた舟券を選ぶ事が大切となります。
競艇には「7種類」の舟券があり、それぞれ異なるメリットとデメリットが存在します。
異なるメリットとデメリットを把握する事が軍資金1,000円を着実に増やすためには必須です。
1000円をコツコツ増やすには複勝と2連複がオススメ
ほとんど舟券を買った事がない、競艇を始めてまだ日が浅いという競艇
初心者の人やコツコツお金を増やしていきたいという人には「複勝」と「2連複」がオススメです。
複勝は2着以内に入る艇を1艇当てる舟券で単純な的中確率は「1/3」です。
2連複は1着2着になる2艇を順番問わずに当てる舟券で単純な的中率は「1/15」です。
的中確率だけ比較すると複勝舟券の方がかなり優秀だという事が分かると思います。
しかし、平均払戻金額を比較すると複勝が「200円前後」2連複が「900円前後」と約4.5倍の差があります。
舟券の当たりやすさと配当金の大きさのどちらを選ぶかはプレーヤー次第です。
なぜ複勝と2連複がコツコツお金を増やしたい人に向いているかというと
「払戻金額は低いが的中確率が高い」からです。
複勝と2連複は2連単や3連単よりも的中率が高くなっています。
的中率を重視するなら「単勝」と「拡連複(ワイド)」の方が良いように感じてしまいますが、軍資金が1,000円だという事を考慮すると的中率と払戻金のバランスがやや悪いのであまりオススメはしません。
※平均払戻金には「特大万舟」も含まれています。払戻金額で最も割合が多いのは、複勝が「150円前後」、2連複が「400円前後」です。
1回のレースで出来るだけ増やしたい人は2連単がオススメ
1回のレースで出来るだけお金を増やしたいという場合は「2連単」がオススメです。
単純な的中確率は「1/30」と複勝・2連複の2種類の舟券と比較すると少し当てるのが難しくなっています。
しかし、当たった時の平均払戻金が「1,900円」と2連複の約2倍あります。
予想(本命決着)しやすいレースだけで勝負をする事である程度的中率は維持出来るので、軍資金1,000円でも2連単であればお金を増やせる可能性があります。
※2連単で最も割合が多い払戻金額は「800円前後」です。
軍資金1,000円は3連単で勝負しない方が無難
少ない軍資金でも3連単で夢を見たい、勝負したいと考えてしまいそうになります。
しかし、3連単は単純な的中確率が「1/120」と全ての舟券の中で最も的中させるのが困難となっています。
3連単を購入する時は、基本的に購入点数を広げる必要があるので軍資金が1,000円の場合1レース失敗しただけで終了してしまいます。
払戻金の大きさは魅力的ですが、軍資金1,000円という条件を考慮すると3連単は避けた方が無難だと言えるでしょう。
1レースの購入点数は1~2点
軍資金1,000円を競艇で増やす場合、勝負する舟券の種類を問わず基本的に1レースで購入する点数(組み合わせ)は「1~2点」がベストとなります。
複勝・2連複・2連単のいずれの舟券も購入点数が増えると当たった時の利益が少なくなったり、当たってもマイナスになるトリガミになる可能性が生じます。
また、購入点数を絞って1レース1~2点買い各200円程度にしておく事と舟券が外れても1レースで1,000円全額を失う心配がなくなります。
1レース目で1,000円全額を賭けない
1レース目で1,000円全額を賭けない事も大切なコツの1つです。
1レース目で軍資金全てを賭けたのに舟券を外してしまうとそこで終了となります。
的中確率が最も高い複勝で勝負する場合でも1レース目は全額を賭けないようにしてください。
「300円・300円・400円」等、1レースの賭け金は出来れば3回前後に分けようにしましょう。
2点買いをする時は資金配分を活用する
競艇では購入する組み合わせ全て同じ金額を賭ける人も多いですが、実はこの賭け方はあまり賢明ではありません。
軍資金を問わず競艇で勝つためにはトリガミを出来るだけ回避する事が求められる事から、購入点数が増えると「オッズが低くて買えない組み合わせ」が出てきます。
しかし、競艇は人気決着となるレースも多いのでオッズが低いからという理由で購入を見送っていると的中率も回収率も下がっていきます。
そんな時に便利なのが「資金配分」です。
購入する全ての組み合わせの賭け金を同じにするのではなく「当たった時の払戻金を同じ」にする賭け方です。
1レースの賭け金が300円だった場合、払戻オッズ3.0以下の組み合わせは買えなくなります。
しかし、払戻オッズ2.0倍に200円払戻オッズ4.0倍に100円と払戻オッズによって賭ける金額を変えるだけで均等買いでは変えなかった低いオッズの組み合わせも購入する事が出来るようになります。
資金配分を使えるようになると軍資金が増えた際に、2連複・2連単で購入点数を増やす事も可能です。
テレボートから舟券を購入すれば簡単な操作で自動的に資金配分を行ってくれるので忘れず活用していきましょう。
勝負する舟券によって勝つためのコツが異なる
勝負する舟券の種類によってお金を増やすためのコツは異なります。
それぞれのコツを混同して損をしないようにしっかりと覚えておきましょう。
複勝は1号艇と1番人気を購入しない
複勝で勝負をする際に重要となるコツが「1号艇と1番人気を購入しない」といった点です。
レースで最も有利な1号艇は自然と人気が集まります。また、1号艇以外でもA1級のトップレーサーが乗る艇は人気が集まりやすくなっています。
複勝は購入する人や購入金額が少なく、1号艇や1番人気の払戻オッズが「1.0」となる事も珍しくありません。
払戻オッズが1.0倍の舟券を購入してもお金が増える事は絶対にありません。
複勝で勝負する際は1着になる選手を予想するのではなく「2着になる選手」を予想しましょう。
2連複は2着が混戦のレースを探す
2連複でお金を増やすコツは「2着が混戦のレース探し」です。
全6艇の中で2艇が人気を集めてしまうと2連複のオッズは2.0倍前後まで下がってしまいます。
1艇が人気を集めているレースであれば問題はないので、2番人気が割れるレースで勝負をする事で払戻オッズが極端に下がる事を回避出来ます。
2連単は選手の実力がハッキリしているレースが最低条件
2連単で勝負をする時の最低条件は「各選手の実力差がハッキリしている」事です。
複勝・2連複と異なり、1着と2着を順番を当てる必要があるので選手の実力が拮抗しているレースは勝負に適していません。
出来るだけ実力差がハッキリしているレースに絞って勝負をしましょう。
2連単で勝負をする時は2点買いで資金配分を行った方が勝率が上がります。
また、軍資金が増えて余裕がある場合は、当たった時の利益は少なくなりますが3点購入で資金配分をするのもアリです。
まとめ
競艇は、軍資金1,000円からでも勝負が出来る公営ギャンブルです。
少ない軍資金で勝負をする事に適した舟券の選択や舟券の特徴を活かした買い方といったコツを覚える事で勝率を向上させる事も出来ます。
今回の記事は、軍資金を1,000円から増やせる可能性があるだけではなく、少ないお金でも競艇が楽しめる方法でもあります。
今まで競艇に興味があったけど大きな金額を使うのが怖かったという人は今回の記事を参考にして競艇の醍醐味を体感してみてください。
予想に下記のサイトが参考になります。