競馬初心者の人に多い悩みとして「1レースにいくら賭けるのか」といった声が多くあります。

競馬は1レースでいくらでも賭けられるといった特徴がある事から、人によって意見が全く異なります。

「あの人は○円って言ってたけど、この人は△円って言っているし…」みたいなケースも珍しくありません。

そこで、今回は競馬初心者は「いくらかけるのがおすすめ?」という疑問に答えていこうと思います。

初心者なら1レース1000円以内がおすすめ!

競馬初心者の人におすすめの1レースに賭ける金額は、ズバリ「1000円以内」です。

「たったそれだけ?」「思ったより少ない」と感じる人も多いと思いますが、初心者の間は1レースに多く賭ける事をあまりおすすめしません。

まずは、1レース1000円以内から始めて、競馬や馬券を買う事に慣れていきましょう。

1レース1000円以内なら長い時間遊べる

休日に競馬をする、馬券を買うという時は予め予算を決めていますよね?

競馬初心者の人であれば「5000円~1万円」ぐらいが多いと思います。

1日の予算が1万円以内だと仮定すると、1レースに2000円や3000円も賭けてしまうと、馬券が当たらなければ1時間程度で予算が底をつきます。

せっかく競馬に興味を持ったのに、用意したお金が1時間足らずでなくなってしまうと嫌な思い出しか残りませんよね?

一方、1レース1000円以内であれば、予算が5000円でも最低5レースは競馬を楽しめます。

競馬場を掛け持ちしない、1つの競馬場であれば5レース遊ぶだけで「2時間~3時間」は競馬をして過ごす事が出来ます。

競馬初心者の人は、1レースに賭ける金額を増やすよりも、少ないお金で馬券を買いながら競馬の楽しみ方を覚える事を優先しましょう。

1レース1000円以内にすると効率の良い馬券の買い方を覚えられる

競馬初心者の人で気付いている人も多いと思いますが、「競馬は買い目(購入点数)が増えれば増えるほど当たりやすくなるギャンブル」です。

その事に気付いた初心者の人が陥りやすいミスが「1レースで出来るだけ多く馬券を買う」となっています。

しかし、競馬で勝つためには「出来るだけ無駄な馬券を削る」事が重要だと言われています。

要するに、買い目を増やせば増やすだけ負けやすくなるという事です。

初心者のうちに1レースに賭ける金額に制限を設けていないと、無駄な馬券の買い方の癖がついてしまい、なかなか勝てなくなってしまいます。

一方、1レースに賭ける金額を1000円以内と決めていれば、「どうすれば効率の良い、当たりやすい買い方が出来るか」といった点を自然と考えるようになります。

1レース1000円以内は、馬券が当たる外れるに関係なく自然と競馬に勝つための馬券の買い方が身につきます。

1レース1000円以内で競馬を楽しむポイント

いきなり「1レース1000円以内で競馬を楽しめ!」と言われても困惑してしまう初心者の人がほとんどだと思います。

ここでは、1レース1000円以内で競馬を楽しむためのポイントをいくつか紹介しておきます。

競馬で勝つためのポイントでもあるので、ぜひ覚えてみてください。

3連単以外の馬券を購入する

競馬で最も売れている馬券「3連単」です。

3連単は全ての馬券の中で最も当てるのが難しくなっていますが、当たった時の配当が最も高いといった魅力があります。

しかし、競馬初心者の人が3連単を当てるのは、かなりハードルが高くなっています。

1レース1000円以内となると「たった10点」で当てなくてはいけません。

そんなの無理ですよね?

まずは、競馬の醍醐味である「馬券が当たる楽しみ」を体感するところから始めてください。

おすすめの馬券は「単勝」や「馬連」といった当てやすい馬券です。

競馬は3連単を買わなければ楽しめないという事はありません。

予算や予想に合わせた馬券のチョイスも競馬の楽しみ方の1つです。

1000円以内という少なめの予算で当てるためには、どの馬券を選べば良いのか考えてみましょう。

1レースで1000円を使い切る必要はない

1レース1000円以内なのに「毎レース1000円を使い切らなくちゃ」と勘違いしてしまっている人もいます。

1レーシ1000円以内というのは、最大で1000円まで賭けられるだけで、1レース100円や200円でもOKです。

予想に自信がないレースに1000円を賭けるぐらいなら、そのレースは馬券の購入を見送ったり、賭け金を抑えて違いレースに回した方が賢明と言えるでしょう。

購入する馬券の種類・買い目が決まった後は「どれぐらい賭けるのが適切なのか」といった点を考えてみましょう。

そうする事で、1000円以内の制限を解除した時に賭けすぎて失敗するリスクを抑えられるようになります。

当たった時にマイナスにならないように賭け金を調整

複数の買い目を購入する時には「当たった時にマイナスにならない」ように注意しましょう。

所謂「トリガミ」にならないようにするという事です。

「それじゃあ、払戻オッズが10倍以下の馬券が買えなくなるんじゃないの?」と思いますよね?

そんな事はありません。

競馬は購入する組み合わせによって賭け金を調整する事が出来るようになっています。

払戻オッズが10倍を下回っていても、200円や300円を賭けて当たった時の払戻金額が1000円を超えるように調整しましょう。

競馬初心者の人は、購入する組み合わせ全てに同じ金額を賭けがちですが、競馬が上手い人のほとんどは組み合わせによって賭け金を変えています。

短いスパンではなく長いスパンでプラスにする事を意識する

1レースや1日といった短いスパンの収支しか見えていないという初心者も多くいます。

残念ながら、その考え方では競馬で勝つ事は出来ません。

競馬は「長いスパンで勝つ」事を意識するのが重要なギャンブルです。

数レースや1日馬券を買っても1回も当たらない事も競馬では珍しくありません。

「1つ前のレースの負けを取り戻してやる!」とムキになるのはタブーとなっています。

競馬をする時は、1ヶ月・半年・1年と長い期間で収支をプラスにするように意識してみてください。

余裕が出来ればレース選びにもチャレンジ

予想をしたり馬券を買う事に慣れて余裕が出てきた時は「レース選び」にチャレンジしてみましょう。

競馬に「全く同じレース」は存在しません。

出走する競走馬・ジョッキー・馬場状態・天気等、細かな条件が異なります。

数多くあるレースの中から「予想しやすいレース」や「相性の良いレース」の条件がないか探してみてください。

自分が予想しやすい得意なレースの条件が見つかるだけで、かなり収支を安定させやすくなります。

最初は、当日のメインレースや注目度の高いレースから選び、徐々に午前中や玄人好みのレースにもチャレンジしていくといった感じでOKです。

余裕が出来てからで良いので、レース選びにも注目してみてください。

そうする事で、より競馬を楽しめるようになるはずです。

まとめ

競馬初心者の人に多い「1レースいくらかけるのがおすすめ?」という疑問ですが、「1000円以内」をおすすめします。

1レース1000円以内にするだけで、競馬を長く楽しめる、効率の良い馬券の買い方を覚えられる等のメリットが得られます。

競馬の1レースの賭け金の目安が知りたかったという人は、まずは1000円以内から始めてみてはいかがでしょうか?