競馬を始めたばかりの頃のあるあるとして挙げられるのが「馬券の買い方に迷う」です。

今は自分なりの買い方を編み出したという人も昔に思い当たる節があったりするのではないでしょうか?

馬券の買い方で悩むというのは、競馬の楽しみ方の1つでもあります。

ですが、なかなか馬券が上手く当たらないという時には、他人の買い方を参考にしたくもなりますよね。

そこで、今回は競馬初心者の方におすすめの馬券の買い方をまとめてみました。

競馬初心者でも馬券の買い方を工夫すれば勝つ事が出来る!

競馬を始めてまだ日が浅かったり、経験が少なかったりすると、どうしても収支がマイナスに傾きがちになります。

「競馬って全然当たらない、勝てないんだな」とモチベーションが下がりかけている初心者の人でも「馬券の買い方」を知るだけで収支を上向ける事は可能です。

急激に馬券が当たるようになって、ずっと勝ち続けられるといった甘いものではありません。

しかし、ある程度の経験の差を埋めて収支を安定させる事は出来ます。

初心者におすすめの馬券とは?

いきなり馬券の買い方を解説されても、チンプンカンプンだという初心者の方がほとんどだと思います。

なので、まずは「初心者におすすめの馬券の種類」から覚えていくのがおすすめです。

初心者の頃に馬券全ての特徴を覚える必要はありません。

初心者にはあまり向いていない馬券は、置いておいて買う機会のある馬券の特徴を把握していきましょう。

単勝

初心者におすすめの馬券として多くのサイトや新聞で挙げられているのが「単勝」です。

当該レースで1着になる馬を予想するという、最もシンプルな馬券となります。

競馬は他の公営ギャンブルとは異なり、1レースに出走する馬(騎手)の数が多いので、単勝でもそれなりの配当を得られます。

競馬に関する知識や経験が少ない初心者の頃は、馬単や3連単といった当てるのが難しい馬券よりもシンプルに強い馬を1頭選ぶ馬券の方が収支が安定します。

周りが馬単や3連単を買っているからといった理由で同じ馬券を買っているという人は、単勝への切り替えを検討した方が良いかもしれません。

複勝

単勝よりもさらに当てやすい「複勝」も初心者におすすめの馬券の1つです。

複勝は3着以内に入る馬を1頭当てるだけでOKです。

単勝のように選んだ馬が1着になる必要がなく、単純に単勝よりも3倍当たりやすくなっています。

もちろん、単勝より当たりやすくなっているので当たった時の配当は低くなります。

しかし、初心者の頃でもそれなりに馬券が当たるので、資金がドンドン減っていくという最悪ケースを防ぐ事が出来ます。

まずは、予想や馬券が当たる楽しさを体感したいという人におすすめの馬券と言えるでしょう。

ワイド

単勝・複勝で競馬の楽しさを知った後におすすめとなるのが「ワイド」です。

ワイドは3着以内に入る馬を2頭当てるといった少し変則的な馬券ですが、的中率と回収率のバランスの良さが魅力となっています。

選んだ馬が1着と3着や2着ろ3着でも当たるといった嬉しい魅力がある馬券としても知られています。

また、複勝のように選んだ馬の着順は関係ないという点も初心者におすすめする理由の1つとなります。

複数点数を購入した際に、2点当たる可能性があるというワイドならではの楽しみも満喫出来ます。

予想に合わせたおすすめの買い方

初心者におすすめの馬券の買い方を紹介する記事ではありますが、

「どんなレースでも同じ買い方をすれば良い」

というのは間違いです。

競馬の収支を安定させる、初心者が競馬で勝つためには、

「自分の予想に合わせた買い方」

を覚えていく必要があります。

ここからは、予想に合わせた初心者におすすめの馬券の買い方を解説していきます。

まずは、レース結果を自分で予想してから、紹介する買い方のどれが最も適しているか判断していきましょう。

1着になる馬に自信がある時は単勝

1着になる馬の予想に自信がある時は、もちろん「単勝」がおすすめです。

単勝を買う時は「1点買い」が基本となります。

その理由が、1着になる馬以外の馬券は「全て無駄になる」からです。

競馬で勝つためには「ハズレ馬券をどれだけ減らせるか」が重要となります。

ハズレ馬券が増えれば当たった時の利益は減るのに、外れた時のマイナスが大きくなるからです。

また、単勝の購入点数をしっかりと削る事で、1点に賭けられる金額が増えますよね?

そうする事で当たった時の利益を増やすといった嬉しいメリットが得られるようになります。

単勝を買う場合は、基本は1点買い、どうしても購入点数を増やしたい時だけ2点までにしておきましょう。

単勝と複勝を一緒に買うのも効果的

同じレースで単勝と複勝を買うというのもおすすめの買い方です。

「単勝+複勝=単複」と呼ぶ競馬ファンもいるメジャーな買い方でもあります。

この買い方は、単勝と複勝のそれぞれのデメリットを補えます。

単複は「同じ馬」の単勝と複勝を買いましょう。

選んだ馬が1着になった場合は、単勝と複勝の両方が当たりとなります。

選んだ馬が1着にならなくても、2着・3着であれば複勝が当たりとなります。

「たぶん、この馬が1着になると思うけど、そこまで自信がない」といったレースで、単勝をメインに複勝を保険で活用するといったイメージになります。

選んだ馬が1着を取る自信の度合いに合わせて、単勝と複勝に賭ける金額を調整してみましょう。

予想に自信がついてきたらワイドにチャレンジ

レース予想に自信がついてきたら「ワイド」の活用方法を覚えていきましょう。

ワイドを買うのにおすすめとなるレースが「ダントツで強い馬が1頭いるレース」と「上位の実力が拮抗しているレース」の2つです。

ダントツで強い馬がいるレースは、ワイドで当てなければいけない2頭のうち1頭を固定する事が出来るようになるので、予想の難易度がかなり低くなっています。

ですが、ダントツで強い馬と上位人気馬の組み合わせを買ってしまうと、払戻オッズが2倍前後と低くなります。

なので、ダントツで強い馬+中穴の馬を選ぶ事で、当たった時の配当を少し高くしておく事をおすすめします。

一方、「上位の実力が拮抗しているレース」は、上位人気から選ぶだけでそれなりに馬券を当てる事が出来ます。

実力が拮抗しているという事は、人気も分散しているので、極端に払戻オッズが低くなるというのを防げます。

ワイドで高額配当を狙うのには向かないレースですが、的中率と払戻金額のバランスが取れた馬券の買い方となっています。

こちらの買い方で馬券的中時の配当を少し上げたいという場合は、実力上位の馬とギリギリ3着に入りそうな馬を組み合わせてみてください。

2頭のうち1頭を人気の薄い馬にする事が払戻オッズの底上げに繋がります。

まとめ

競馬初心者に多い「なかなか馬券が当たらない」という悩みの多くは、馬券の買い方が原因となります。

当てるのが難しい馬単や3連単はやめて、的中率の高い馬券を選ぶのがおすすめです。

さらに、自分の予想に合わせた馬券の買い方を覚える事で、的中率や回収率をアップさせられるようになるはずです。

あまり自分の馬券の買い方に自信がないという人は、今回の記事を参考にした馬券購入を試してみてください。