芦屋競艇場の特徴を把握して、予想の参考にしませんか?競艇の予想は競技場の傾向を掴むことが基本です。
芦屋競艇場の特徴は、1マークのバック側が87mと幅があること・1マークのバック側に葦の群生があること・淡水であることです。
葦の群生は消波の役割を果たしています。2マークのバック側は70mでやや狭くなっています。
淡水のプール型水面のため、海や川のような流れや水位の変化はありません。
そのため、機力差が勝敗に影響を与えてきます。モーターの情報は、芦屋競艇場の公式サイトのエンジン台帳のページで確認できます。
当記事では、芦屋競艇場の予想のコツについて解説していきます。
芦屋競艇場の予想に役立てられる特徴
芦屋競艇場は形状が特徴的ですので、他の競艇場よりも決まり手が多いです。もっとも多く出現する決まり手は、まくり差しです。
なぜ、まくり差しがしやすいかと言うと、バック側にアシが群生していて水面が比較的安定しているからです。水面が安定していると、全速で握ってターンがしやすいです。
そして、まくり差ししやすいもう一つの理由は、第一ターンマークとスタンドの距離が53メートルと全国でもっとも広い競艇場だからです。
芦屋競艇場のもう一つの特徴的は、イン逃げ勝率が高いことです。1号艇にA級の選手がいるレースが多いのが、その理由です。
それに吊られるようにして、2号艇と3号艇の勝率も比較的高いです。もう一つ芦屋競艇場の特徴をあげるとすれば、6コースが連にからみにくい事です。
第一ターンマークが広い芦屋競艇場は、6コースはターンマークから遠くなりすぎて距離的に損をするからです。そうなると6コースからの大まくりは期待しにくくなります。
しかし、1号艇を固定すれば勝てるほど予想は簡単ではありません。
芦屋競艇場の予想の基本的なコツとは?
モーニングレースだけの予想がおすすめ
芦屋競艇場にはモーニングレースが開催されていて、このモーニングレースには1号艇に実力のあるA級選手が1号艇に配置されることが多く、必然的に1号艇の勝率が上がるわけです。
ですが、GⅠやGⅡといったグレードの高いレースの場合には必ずしも1号艇の勝率が高いとは言えません。この知識をまずは入れておく必要があります。
芦屋競艇場のレースは、とりあえず1号艇を1着固定しておけばあとは流せば何とかなるという予想は危険です。
それと芦屋競艇場は、風の影響を大きく受ける競艇場です。追い風5m以上吹く日もあったり、とにかく荒れやすいです。
また風もむかい風ではなく追い風6m以上の場合に1号艇の勝率がアップするデータがあるので、予想を立てる際には風向きも考慮します。
以上のことから、芦屋競艇場で予想をするならばモーニングレース一択です。
モーニングレース以外のレースはとにかく予想がしずらく舟券の購入点数も多くなってしまうので、購入点数を絞ることができるモーニングレースのみにするのがベストです。
買い方は1号艇を1着に固定にして、三連複で購入しています。三連単は芦屋競艇場では難しいのでより当たりやすい三連複で購入するのがベストだと考えています。
あとは2号艇から6号艇は選手の最近の成績を考慮して選んでいきます。
侵入固定競争が多い
芦屋競艇場での予想を行う上で知っておいてほしいことがあります。それは侵入固定競争が多いということです。侵入固定競争というのは1号艇から6号艇までがそのままコース変更することなくスタートする競争のことをいいます。
コース変更をしないということは有利なインを取るという駆け引きがなくなるので当然1号艇が有利になってきます。また、他の競艇場と同じく後半に行われるレースではA級が1号艇に入ります。
つまりは芦屋競艇場では圧倒的に1枠が有利ということです。実際に統計をとっても1着率が最も高いのが1枠で、順に2枠、3枠となっています。
芦屋競艇場で予想して勝つためにはまず内枠を見るということが大切であり、あまり大きな高配当を狙うよりも本命サイドに絞ってピンポイントで的中を目指したほうが勝てる可能性が高まります。
天候と選手の体調を考慮する
芦屋競艇場は予想が非常に立てにくいので割りと難しいレースになる事が多いです。コースによる差や出発点による影響もほぼないので単純に選手の実力が重要になります。
とは言っても強い選手が必ずしも優勝する訳ではないのが一筋縄ではいかない所。参考にすべきはその日の天候や選手の体調です。
芦屋競艇は屋外なので風の影響も少なからず受けます。
遮蔽物とならない外郭にいる選手はそれだけで多少は不利になるので天候の荒れ具合をまずは参考にします。
中程の方が有利ではないですが、6号艇はデータ的にも下順位に収まることが多い様です。
狙いとしては有名選手、好調の選手を中心に組み、1~5号艇選手で固めると勝率が高いです。
特に1号艇には実力のある選手が置かれやすく、データ的にも勝率が高めなので連複に入れておくのが無難です。
レースが予想出来ない分、掛け金も分散しやすいので連単よりも連複の方が良いでしょう。