競馬の回収率をアップさせたいと考えている人も多いですよね?

ですが、どうすれば回収率を上げられるのか検討がつかないという人も多いと思います。

そんな人に注目してほしいのが「雨の日の競馬」です。

荒れやすいと言われてる雨の日を攻略出来れば、回収率は自然と上がると思いませんか?

そこで、今回は雨に強い馬の特徴をまとめてみました。

回収率が安定しない人の多くは雨のレースが苦手

競馬の回収率が思ったよりも低い、平均と言われる75%に届いていない、そんな人もいますよね?

そんな人の多くは「雨のレースを苦手としている」といった共通点があります。

今まさにギクリとした人も多いと思います。

「雨のレースは荒れる」というのは競馬の常識となっています。

競馬歴が数ヶ月もあれば、一度は聞いた事があるという人がほとんどのはずです。

デリケートな性格をしている競走馬も多く、雨が降ると集中が出来なくなったり、やる気が下がるというケースも珍しくありません。

要するに、雨が降ると本来の実力を発揮出来ない馬が増えるので、実力通りの着順になりにくいという事です。

その結果、レースが荒れて100倍や1000倍を超える万馬券が飛び出します。

回収率が安定しないという人は、今まで買った雨のレースの的中率・回収率を思い返してみてください。

恐らく、苦い思い出しか残っていないという人がほとんどだと思います。

この苦い思い・苦手意識を克服すれば回収率はいっきに安定・向上すると思いませんか?

競馬の回収率をアップさせるには、雨のレースで勝つ事が鍵を握っているのかもしれません。

キングカメハメハ産駒の逃げ馬を狙う

先に結論から述べると、雨に強い馬の特徴は「キングカメハメハ産駒の逃げ馬」です。

この2つの条件を満たした競走馬がいれば、人気に関係なく馬券に絡む可能性が高いと言えるでしょう。

もちろん、雨の日のレースも血統や実力を比較する事は大切です。

ですが、雨に強い特徴を満たしている馬を探す事も忘れないようにしましょう。

雨や馬場状態に影響されないパワーを持つキングカメハメハ産駒

キングカメハメハ産駒の特徴として「スピードだけではなく、パワーがある馬が多い」といった点が挙げられます。

雨が降ると馬場状態が悪くなり、徐々に踏ん張りがきかない走りにくい状態となっていきます。

そんな状態のコースでしっかりと実力を出すには「パワー」が必要となります。

キングカメハメハ産駒は、ダートコースでも活躍出来る程のパワーを持つ馬が多い傾向があります。

馬場状態に影響されない万能血統と言われているディープインパクト産駒と比較しても、雨という条件下であれば圧倒的にキングカメハメハ産駒が好成績を残しています。

ディープインパクト産駒の単勝回収率は「70%程度」ですが、キングカメハメハ産駒は驚異の「120%以上」の単勝回収率を誇っています。

雨が強いレースでは特にその傾向が顕著になるので、キングカメハメハ産駒というだけで軸馬に選ぶ人も意外と多くいます。

また、近年はあまり見かけなくなりましたが「ハービンジャー」や「アドマイヤムーン」も雨や不良馬場に強い血統だと言われているので要注目です。

雨の影響を最も受けにくい逃げ馬が強い

雨が降るレースでは、出走する全ての馬が雨に当たる事になります。

しかし、唯一「逃げ馬」だけは、雨による影響が少ないと言われています。

雨が降って馬場状態が悪くなると、先行・差し・追いといった脚質の馬は前の馬が蹴り上げた泥が顔・体に飛んできます。

顔や体が汚れる事を嫌う綺麗好きな馬も多く、飛んできた泥が当たるとレースに対するモチベーションが下がります。

一方、逃げ馬は前を走る馬はいませんよね?

泥が顔や体に当たる心配がなく、気分良くゴールに向かって走っていく事が出来ます。

実際に、雨のレースや馬場状態別で脚質ごとの勝率・連対率・複勝率を比較すると、逃げ馬だけ馬場状態が悪くなるにつれて成績が上がっていっていました。

雨が降り始めた直後のレースでは活かす事の出来ない情報かもしれませんが、長時間雨が降って馬場状態が悪くなっているレースでは逃げ馬がかなり有利だと言えるでしょう。

一方、雨のレースで注意しなければいけない脚質は「先行馬」となります。

逃げ馬のすぐ後ろに控える先行馬ですが、前から飛んでくる泥に注意しながら、さらに外から包まれないようにしなければいけません。

晴れで馬場状態の良いレースと比べると、スタミナの消耗がかなり激しくなっているので雨のレースは先行馬の成績は下がります。

ダントツ1番人気の馬がいるレースでも、先行馬で雨が降っていれば過度に信頼しないようにしましょう。

「雨が降れば逃げ」これだけ覚えておけば雨のレースの脚質選びは問題ありません。

雨の強さよりも馬場状態に注目した方が回収率は安定する

雨のレースで勝つためには、雨の強さではなく「馬場状態」を気にする必要があります。

先程解説した通り、強い雨を嫌う馬はいます。

しかし、レース結果により大きな影響が生じるのは「馬場状態」となります。

雨が降ると荒れると勘違いしている人も多くいますが、実は「馬場状態が悪くなると荒れる」というのが真実です。

実際に、雨が降り始めた直後の馬場状態が良いレースはそこまで荒れないというデータがあります。

逆に、晴れていても馬場状態が重や不良となっていたレースは荒れる傾向が高くなっていました。

上記の事実から、雨の有無・強弱ではなく馬場状態の方が大切だという事が分かると思います。

雨が降り始めたから荒れる、レース発走の直前に雨が止んだから荒れないという考え方はNGです。

ライブ映像やJRAの出走表でしっかりと馬場状態を見極めるようにしてください。

雨に強い馬+雨を得意とするジョッキーを探す

どれだけ雨に強い馬の特徴を満たしていても、馬の実力を100%引き出す事が出来なければレースで勝つ事は出来ません。

競走馬に雨の得意・苦手があるように、雨を得意としているジョッキーも存在しています。

雨のレースで注目して欲しいジョッキーは「岩田康誠騎手」と「内田博幸騎手」です。

どちらのジョッキーも雨・馬場状態が悪いレースでかなりの好成績を残しています。

トップジョッキーなので、雨にも強い馬に騎乗している事も好成績の一因となっていますが、人気の薄い馬でもしっかりと馬券に絡んでいます。

意外とオッズがついていないレースも多いので、美味しい馬券をゲット出来るかもしれません。

また、上記2名のジョッキーと比べると雨に強いと有名になり過ぎている「福永祐一騎手」も忘れてはいけません。

長年、雨のレースで安定した成績を残していて雨のレースに限った単勝回収率は「120%」を超えています。

雨が降る日や馬場状態が悪い日は、福永騎手が騎乗するというだけでオッズがガクッと下がる事も珍しくありません。

雨に強い馬の特徴・条件を満たした馬に上記3名のジョッキーが乗っているレースは、狙い目となります。

まとめ

競馬の回収率をアップさせるには、荒れると言われている雨のレースを攻略する事が鍵を握っています。

雨に強い馬の特徴として、キングカメハメハ産駒で脚質が逃げである事が挙げられます。

雨のレースを苦手としている人や雨のレースの回収率の底上げをしたいという人は、今回の記事を参考にしてみてはいかがでしょうか?